200万から始める投資記録

2006年からIPOを始め、2008年に休止。
そして2015年に復活し、IPOや安定した資産運用を目指して年利20%を目指すブログです。

LINE証券からIPOを申し込む価値はある?

前提として、今回のブログは「弱小投資家が書く弱小投資家のための記事」です。笑


現在、LINE証券では「IPO(新規上場株)投資 9月は販売数量2倍に!」キャンペーンが始まっています。

ちなみにこの記事を書いている途中に気づいたのですが、「9月」の注釈を見てみると小さく「上場日が9月中の銘柄が対象です。」と書いてあります。



確認したところ、LINE証券の取り扱い銘柄で9月上場するのはなんと「ファインズ(5125)」の1社のみ!!
誇大広告!!とまでは言いませんが、ずいぶん姑息な真似してくれますね・・・。笑


しかし、1社とはいえ当選確率が2倍になるのは魅力的です。
LINE証券の口座は持ってはいるものの、普段こちらへはなかなか資金が回せなかったので、どれくらい期待できるのか配分数を調べてみました。


下の表は日本証券業協会の「新規公開に際して行う株券の個人顧客への配分状況」を参考に作成したものです。

注意してほしいのが、上記は配分枚数ではなく「配分人数」です。
一見するとヤマイチ・ユニハイムエステートだけ比率が高く見えますが、公募価格が10万円以下だったので野村は2単元、LINEは1単元での当選です。
なので、配分枚数としては野村は倍の1,416枚となり、実際の比率は他と同じくらいになります。


さて、では今回2倍キャンペーンに該当する「ファインズ」の配分数を予想してみましょう。
割当数としては、ギックス(9219)とかなり近いと思われます。ギックスは野村857枚に対しLINEでは35枚。これが2倍になりますから、ファインズでは約70枚ほどの配分が見込めるということになります。


70枚・・・


現在、LINE証券の口座数はよくわかりませんが、2021年10月時点で100万口座を突破し、2023年度には200万口座を目指しているそう。なので今は150万口座くらいとしましょうか。
仮にここから1%の人がIPOに応募したとすると、70枚の当選をかけて15,000人が争うわけです。


当選確率は約0.5%・・・。まぁ200人に1人当選者が出ると思えば高いほうでしょうか。(実際は1%以上の方が応募すると思われますので、確率はさらに低いと思います)


LINE証券でIPOを申し込むには前受金が必要なので、余力資金が潤沢にある方は別として、私のような資金に乏しい弱小投資家はあえてLINE証券から申し込む必要は無いのかなと思いました。


IPO(新規上場株)投資 9月は販売数量10倍に!」キャンペーンならありかも。笑

×

非ログインユーザーとして返信する